・Webマーケターって独立できるの？
・独立するにはどんなスキルが必要なの？
・どうやったらWebマーケターとして独立できるの？
最近では、フリーランスとして時間や場所を問わずに自由に働くという働き方が注目されており、会社員からフリーランスを目指す方が増えています。
しかし、「どうやったら独立できるのだろう？」「必要なスキルは何なんだろう？」と疑問に思う方も多いと思います。
今回の記事では、Webマーケターとして独立する方法をステップバイステップで解説しますので、これから独立を考えている方はぜひ参考にしてください。
Contents
未経験からWebマーケターとして独立できる？
結論から言うと、未経験からWebマーケターとして独立できます。
近年、インターネットを活用したビジネスを展開する企業が増えてきているため、オンラインでのビジネスの売上を促進を図るWebマーケターの需要は増えてきています。
図のように、年々、Web広告の広告費も上がり続けています。
参照：https://www.dentsu.co.jp/news/release/2020/0317-010029.html
そのため、企業として人材の確保が必要になってきているため、未経験の人材もチャンスが広がっています。
ただし、Webマーケターとして独立するには、さまざまなスキルが必要になってくるので、次項から解説していきます。
Webマーケターとして独立するために必要なスキル
Webマーケターとして独立するためには、以下のスキルが必要です。
Web広告
Web広告の基礎知識と実践的なスキルが必要です。
主要な広告プラットフォーム（Google Ads、Facebook Adsなど）の使い方や広告キャンペーンの設定方法やより高い効果を得るための分析方法などを理解しておく必要があります。
SEO（検索エンジン最適化）
ウェブサイトやコンテンツの検索エンジン最適化の知識も必要になってきます。
キーワードリサーチ、メタタグの最適化、コンテンツ戦略、内部リンク構築など、SEOの基礎を理解して実践できる能力があると仕事の幅が広がります。
コンテンツマーケティング
良質なコンテンツを作成し、効果的に拡散していく能力も求められます。
コンテンツの戦略立案、ブログ記事やSNS投稿の作成、売れるコンテンツ。売れないコンテンツの分析などが含まれます。
SNSマーケティング
主要なソーシャルメディアプラットフォーム（Facebook、Instagram、Twitterなど）の理解と活用が必要です。
どのようにすればSNSのフォロワーを増やすことができるか、SNSからどのようにすれば商品を売ることができるのかなどの戦略を立てれるようになりましょう。
分析とデータ解釈
Web解析ツール（Google Analyticsなど）を使ってデータを分析し、マーケティング戦略の改善に活かす能力が必要です。
データの読み取り、トラフィック分析、コンバージョン率の改善などを行います。
プロジェクト管理
マーケティングキャンペーンやプロジェクトの計画、実施、監視、報告などのプロジェクト管理能力も必要です。
期限の設定、タスクの割り当て、予算管理などを行います。
コミュニケーションスキル
クライアントやチームとのコミュニケーション能力も重要です。
効果的なコミュニケーションによって要件や目標を理解し、協力関係を築くことができます。
これらのスキルは実践を通じて習得できますので学習し、実践しながらスキルを高めていくことがとても大切になってきます。
また、業界のトレンドや新しいテクノロジーにも常に注意を払い、知識を吸収し続けることも重要です。
フリーランスWebマーケターの年収の相場
フリーランスWebマーケターとして独立した場合の年収はピンキリです。
会社員と同じかそれ以下の年収の人もいれば、年収数千万以上稼ぐ人もいます。
両者の違いとしては、どれだけ高単価の案件を獲得できるかやチームを持って複数の案件を捌けるかどうかに関わってきます。
また、作ったサイトやサービスがヒットするかどうかも年収に大きく関わってきます。
当たるサイトやサービスを作って売却した場合は、最高で数億円稼ぐことができますし、当たらなければ100万円を稼ぐのも厳しいでしょう。
フリーランスの年収は、本人の頑張り次第な部分が大きいですが、うまくいけば収入は青天井になるので、魅力的な働き方と言えますね。
未経験からWebマーケターとして独立するためのステップ
Webマーケターに必要なスキルを身につける
まずスキルがないと仕事を獲得することができないので、スキルを身につけましょう。
Webマーケターと言っても、いろいろな種類がありますので自分にはどんな職種が向いているのかを考えて、それに合ったスキルを身につけましょう。
広告運用だったら広告の知識、SEOだったらSEOの知識、SNSマーケティングならSNS運用の知識などやりたい仕事から身につけるスキルを決めましょう。
勉強の仕方は、独学でするか誰かから学ぶかの2択です。
独学でスキルを身につける場合は、本やインターネットなどを見ながら学習を進めましょう。
メリットとしては、費用を抑えてスキルを身につけることができますが、デメリットとしては仕事ができるまでのスキルを身につけるには時間を要することです。
誰かから学ぶ場合は、手厚いサポートが受けられるWebマーケティングスクールがおすすめです。
スクールに入るための費用はある程度かかってきますが、つまづいた時にいつでも質問できる環境や正しい道のりでスキル習得までサポートしてくれるのは、初心者にとって大きな魅力だと言えます。
もし、1人で学習することに不安を覚える方は、Webマーケティングスクールへの入会を検討してみましょう。
クラウドソーシングなどで案件を獲得し、実績を積む
スキルをある程度習得できたら、実際に仕事に取り組んでみましょう。
クラウドワークスやランサーズなどのクラウドソーシングで、仕事を募集している人がいるのでどんどん応募していきましょう。
正直、実績がない時は案件の単価が低く、普通のアルバイトよりも時給が低くなるということもありますが、そこは「実績を積むため」と割り切って、数をこなしていくことが重要です。
また、実績がない状態で独立するのはリスクが高すぎるので、まずは副業として案件をこなしていくことがおすすめです。
実績が出来たらフリーランスとして独立する
案件をこなして実績ができてきた、継続的に仕事が取れるようになったらフリーランスとして独立しましょう。
ごく稀に実績がなくても独立して活躍できる人もいますが、それは元々ハイレベルなスキルを持っていたり、独立しても仕事を降ってもらえる人脈を持っている人だけができることです。
まずは、副業で本業と同じくらいの収入を得られることを目安にして、案件をたくさんこなして実績を作りましょう。
SNSなどで発信をし、影響力を身に付ける
フリーランスとして独立する場合、SNSの活用は必須です。
最近では、SNSを通して案件を獲得することも増えてきていますし、SNSで影響力を身につけたらそれが名刺がわりにもなります。
しかも、こちらが営業をしなくとも仕事の依頼が舞い込んでくるなど、メリットがたくさんあるので、独立を考えているなら早い段階で、SNSを使って自分のスキルや人となりがわかるように発信していきましょう。
Webマーケターとして独立するも失敗する原因
スキルが不足している
Webマーケターの仕事をやっていく上では、Webマーケティングのスキルが必須となってくるので、スキルが不足した状態で独立してもうまくいかない場合が多いです。
クライアントから求められているスキルを身につけていないと仕事を振ってもらえませんし、仮に仕事振ってもらえたとしても求められている成果を出すことができずに信頼を失ってしまいます。
そのため、先ほども述べたようにまずは独学かスクールに迷うかのいずれかでスキルを習得し、副業として案件をこなして現場でも通用するスキルと実績を身につけてから独立しましょう。
マネジメントがうまくできずに自分のキャパ以上の案件を受けてしまう
フリーランスとして独立する場合、自分のタスクを管理するためのマネジメント能力も必要になってきます。
マネジメントスキルが足りていない場合、自分ができるキャパを超えた仕事量を抱えてしまい、身体を壊してしまう可能性があります。
また、仕事の締切に間に合わずに、クライアントからの信用も損なってしまいます。
フリーランスが体調を壊すと、その間収入が入ってきませんし、クライアントの信用を失ってしまいますと、継続的に案件を獲得することが難しくなります。
マネジメントスキルはなかなか独学で身に付けるのは難しいので、スクールなどで教えてもらうことをおすすめします。
営業スキルやコミュニケーションスキルを磨いていない
フリーランスとして仕事をより獲得するためには、営業スキルが必須になってきます。
特に実績が少ない間は、クライアントから仕事の依頼が来るということはあまりないのでこちらから積極的に営業活動を行っていく必要があります。
この営業活動がうまくいかないと、仕事が取れなくなり、独立しても収入が得られないという状況になってしまいます。
一定の営業スキルを身につけておいたほうが、案件獲得に苦労しなくなり、収入も安定するので、営業スキルも磨いていきましょう。
独立前に人脈を作っておらず頼れる人がいない
困った時などに相談できる人が誰もいないという状態で独立すると、いざという時に相談することができずに立ち行かなくなることもあるので、独立前に人脈を作っておきましょう。
また、しっかりと人脈を作っておけば、実績がなくとも仕事を振ってもらえる可能性も上がります。
特にフリーランス同士の人脈は、情報共有や悩みの相談などもできて、長くフリーランスを続けていく上で必須となってきますので、独立前からしっかりと人脈を形成しておくことを強くおすすめします。
人脈を作る場合は、フリーランスの人が集まるコミュニティに参加するか、フリーランスを目指す人が集まるスクールに入会しましょう。
まとめ
いかがでしたか？
Webマーケターとして独立することは、未経験の方でも可能ということが理解してもらえたら嬉しいです。
ただし、独立するにはWebマーケティングスキルはもちろんのこと、自己マネジメントスキルや営業スキルも必要になってきますし、いざとなった時に頼れる人脈もあったほうが仕事を獲得しやすくなります。
いきなり独立するのではなく、まずは副業として必要なスキルを身につけてから独立することをおすすめします。
